「医薬品ができるまで 米国の新薬探索研究プロセス」
1つの新薬が誕生するまでには長い時間と多額の費用、多大な労力を必要とします。米国の製薬企業では、疾病の研究に始まり、新薬の候補となる化合物の発見、研究室での試験、臨床試験などを経て新薬が開発されています。その後、開発された新薬は米食品医薬品局の承認を得て、初めて患者さんへ届けられます。このプロセスには10年から15年の歳月と800億円から1,000億円の費用がかかり、しかも、新薬となりうる5000から10000の化合物の中から、画期的な新薬として全ての過程を通過するのはわずかひとつなのです。
このビデオでは、新薬が開発され、患者さんのもとに届けられるまでを5つの過程に分けてご紹介するとともに、がんの患者さんの体験を元に、研究者や臨床医などからの新薬探求についての研究開発の現状をご紹介します。
第1部 探索研究最初のステップ
第2部 新薬の探索研究
第3部 臨床前試験とIND
第4部 臨床試験
第5部 新薬が患者に届くまで:承認と製造