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【トランスレーショナルリサーチ・コロキアム】第4回目実施レポート

【トランスレーショナルリサーチ・コロキアム】第4回目実施レポート

【第4回トランスレーショナルリサーチ・コロキアム】アルツハイマー病の超早期診断と介入治療戦略

日時:2017年10月1日
場所:TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター カンファレンスルーム5E



PhRMAは、去る2017年10月1日、“アルツハイマー病の超早期診断と介入治療戦略”をテーマに、第4回目となる「トランスレーショナルリサーチ・コロキアム」を開催しました。

トランスレーショナルリサーチ・コロキアムは、アカデミア、規制当局、製薬企業で研究開発に携わっている研究者の方、テーマに携わる様々な方にご参加頂き、異なる立場からの議論をもとに直面する課題に対するソリューションを探る機会を設けるもので、2015年に第1回が開催され、今回で第4回となります。

PhRMAは2013年より産官学の連携で国内アカデミア創薬を促進・サポートする活動として、「ヤング・サイエンティスト・シンポジウム」の開催や、国内の若手研究者を米国に短期間派遣し、米国における保健医療政策、医薬品研究、規制慣行、トランスレーショナルリサーチの最新情報を学ぶ「マンスフィールド‐PhRMA 研究者プログラム」の実施等、トランスレーショナルリサーチの活性化、啓蒙を命題とした活動を行っており、本コロキアムもその一環として開催するものです。

当日は、概略・趣旨説明の後、参加者全員の自己紹介が行われ、アカデミア・規制当局・製薬会社所属の計4名より、それぞれの立場から、最近の研究について、また現行の課題・展望などが 紹介され、各発表について参加者からの質問を交えたディスカッションが行われました。

その後のフリーディスカッションでは、画像診断やバイオマーカーなど、最先端の見識を踏まえた簡便で安価な診断法の確立について、また、超早期の患者さんの治験への組み入れの工夫等について、企業とアカデミアの連携の重要性などが議論されました。さらには今後のアルツハイマー病治療薬の承認や保険適用等のあり方について、社会全体で考えていく必要性などにも議論が及び、非常に有意義な意見交換の場となりました。

本コロキアムの参加者については、下記をご覧ください。

<アカデミア> <医薬品医療機器総合機構(PMDA)>
昭和大学神経内科 小野 賢二郎 新薬審査第二部 中村 龍太
鈴木 貴彰
名古屋大学神経内科 勝野 雅央 <製薬企業>
放射線医学総合研究所 樋口 真人 エーザイ株式会社 小川 智雄
東京大学神経内科 岩田 淳 ファイザー株式会社 小林 美穂子
東京大学薬学系研究科 富田 泰輔 日本イーライリリー株式会社 片桐 秀晃
昭和大学神経内科 金野 竜太 PhRMA Translational Research Subcommittee代表
(日本イーライリリー株式会社)
大脇 健二
<厚生労働省> PhRMA Translational Research Subcommittee副代表
(ファイザー株式会社)
上杉 幸嗣
医薬品審査管理課 山本 史 PhRMA Translational Research Subcommittee
(バイオジェンジャパン株式会社)
近藤 修二
渡邉 琢也  
<日本医療研究開発機構(AMED)>  
戦略推進部脳と心の研究課 滝川 修