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PhRMA ラモナ・セケイラ会長と「マンスフィールド-PhRMA 研究者プログラム」参加者による意見交換会を開催

PhRMA ラモナ・セケイラ会長と「マンスフィールド-PhRMA 研究者プログラム」参加者による意見交換会を開催

日時:2022年10月27日(木曜日)
場所:ザ・キャピトルホテル東急 1F「鳳凰」


PhRMAは去る2022年10月27日に、日本の主要なステークホルダーと医薬品業界における日米間の協力についての対話を行うために来日したPhRMA会長ラモナ・セケイラと、医薬品研究開発に携わる日本人若手研究者の人材育成支援を目的に2013年から実施されている「マンスフィールド-PhRMA研究者プログラム」参加者の方々との意見交換会を開催しました。

当日はPhRMA日本代表ハンス・クレムと、マンスフィールド財団 理事長・最高経営責任者のフランク・ジャヌージ氏の開会挨拶から始まり、プログラム参加者を代表して、第5期(2017年)に参加した山本 倫久氏(大阪公立大学)、第6期(2018年)に参加した佐々木 裕哉氏(筑波大学)と第8期(2022年)に参加した稲垣 絵海氏(慶應義塾大学)より、「マンスフィールド-PhRMA研究者プログラム」で得られた経験や繋がりが帰国後の活動の中でどのように活かされているかについてや、異なる背景や専門性を有するプログラム参加者同士の交流から得られた学びや刺激について紹介頂きました。プログラムの体験、また「その後」のキャリアについてなど、期を超えての情報共有の機会となりました。

後半は、セケイラ会長と参加者の意見交換が交わされました。トランスレーショナルリサーチの現場で活躍するプログラム参加者と、日本の創薬環境をどのようにより良いものにしていけるか、企業・業界団体がどのような形で貢献できるか、産官学でどのような連携ができるかなどについて意見が交わされ、双方にとって大変有意義な会合となりました。

2013年初頭に発足した「マンスフィールド-PhRMA研究者プログラム」は、医薬に携わる日本の若手研究者を毎年米国に短期間派遣し、米国におけるトランスレーショナルリサーチや、保健医療政策、医薬品研究開発について学ぶ機会を提供しているもので、これまで8期までの参加者が米国研修を修了しました。参加者たちは、プログラム終了後も「日本におけるトランスレーショナルリサーチの促進」「日本の研究開発分野の改善」「新薬や新治療法開発支援」という共通の目的意識を有する様々な立場・背景を有する同窓生たちと長期的かつプロフェッショナルな関係性を構築し、日米間の貴重なネットワークや、研究機関・研究者間の将来の連携機会を生み出すなど、日本の研究開発政策の改善に向けて積極的に活動しております。

※本プログラムは2020年-2021年の間、新型コロナウイルス感染症の蔓延の影響により中断していましたが、2022年は再開しました。
「マンスフィールド―PhRMA研究者プログラム」について
https://www.phrma-jp.org/pressroom/pressrelease/release2022/2022mansfield-phrma-research-scholars-program/