ニュースリリース
2018年10月17日
米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、来たる2018年11月17日(土)、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)において、「第6回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム」を開催します。
当シンポジウムは、PhRMAが実施する創薬分野の人材育成支援プログラム「ヤング・サイエンティスト・プログラム」の一環として実施するものです。PhRMAはシンポジウムに加えて、国内の若手研究者を米国に短期間派遣し、米国における保健医療政策、医薬品研究、規制慣行、トランスレーショナルリサーチ(TR)の最新情報を学ぶ「マンスフィールド‐PhRMA 研究者プログラム」の実施等、日本におけるTRの活性化をサポートしています。
第6回目となる今回は、第1回目からの「産・官・学それぞれの視点から若手研究者にトランスレーショナルリサーチ(TR)の重要性を伝える」という基本路線を踏襲し、産学連携の成功事例などを題材に各代表者の方に講演していただきます。パネルディスカッションでは、「海外展開」や「人材育成」をテーマにパネリストのそれぞれの視点から議論を行います。また、午前中には別会場にて希望者のみを対象とした、スクリーニングから上市までの研究開発プロセスを学ぶ特別プログラムを開催します。TRについてディスカッションする機会を提供し、研究意欲のさらなる向上と創薬分野で世界的に活躍できる人材育成に繋げることを目的としています。
開催概要は、下記およびウェブサイトよりご確認ください。(http://yss.umin.jp/)
【本件に関するお問い合わせ】
ヤング・サイエンティスト・シンポジウム運営事務局
(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)
TEL:03-3291-0118 FAX:03-3291-0223
E-mail:yss@jc-inc.co.jp
主なプログラム
■特別プログラム 「Pfizer 3D(Drug Discovery & Development)」
ファイザー株式会社によるゲーム感覚でスクリーニングから上市までの研究開発プロセスを学ぶ体験型研修プログラム。 ※希望者のみ定員32名(アカデミアの方を優先してご案内させていただきます)
■第1部
【モデレーター】
桑原 宏哉 厚生労働省 医政局研究開発振興課 治験推進室 室長補佐
草間 真紀子 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED) 戦略推進部脳と心の研究課 課長
講演①「血栓溶解を促進する化合物SMTPの発見と開発」
蓮見 惠司 東京農工大学大学院 農学研究院 教授、株式会社ティムス 取締役
講演②「日本のサイエンスを活かした創薬の可能性」
鳥居 慎一 バイオジェン・ジャパン株式会社 代表取締役社長
講演③「革新的医療技術創出拠点プロジェクトとアカデミアシーズの実用化」
井本 昌克 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED) 臨床研究・治験基盤事業部 部長
■第2部 パネルディスカッション
【テーマ】
「アカデミアシーズを海外展開するにあたっての問題点」 「人材育成について若手研究者が望むこと」など
【モデレーター】
稲垣 治 日本製薬工業協会(JPMA) 医薬品評価委員会 運営委員、
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 橋渡し研究戦略的推進プログラム プログラムオフィサー
野中 健史 ヤンセンファーマ株式会社 取締役 研究開発本部長
【パネリスト】
第1部演者より 蓮見 惠司、鳥居 慎一、井本 昌克、草間 真紀子
国忠 聡 日本製薬工業協会(JPMA) 医薬品評価委員会 委員長
【参加お申し込みについて】
※事前登録制・参加無料(先着130名)
ヤング・サイエンティスト・シンポジウム公式ウェブサイト(http://yss.umin.jp/)をご覧ください。