ニュースリリース
2019年10月31日
国立大学法人 筑波大学
米国研究製薬工業協会(PhRMA)
国立大学法人筑波大学と米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、来たる 2019年11月16日(土)、国立大学法人 筑波大学 東京キャンパスにおいて、「第7回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム」を開催します。
当シンポジウムは、PhRMAが実施する創薬分野の人材育成支援プログラム「ヤング・サイエンティスト・プログラム」の一環として実施するものです。PhRMAはシンポジウムに加えて、国内の若手研究者を米国に短期間派遣し、米国における保健医療政策、医薬品研究、規制慣行、トランスレーショナルリサーチ(TR)の最新情報を学ぶ「マンスフィールド‐PhRMA 研究者プログラム」の実施等、日本におけるTRの活性化をサポートしています。
第7回目となる今回は、いかにして研究資金を獲得し、自身の研究のグローバル展開を目指して進めるかをテーマに、各代表者の方に実際の取り組みを踏まえ講演していただきます。パネルディスカッションでは、「出口戦略に向けたハードルとは」「スタートアップの育成」などをテーマにパネリストのそれぞれの視点から議論を行います。これからを担う若手研究者にとって非常に参考になる議論が期待されます。また、午前中には希望者のみを対象とした、スクリーニングから上市までの研究開発プロセスを学ぶ特別プログラムを開催します。TR についてディスカッションする機会を提供し、研究意欲のさらなる向上と創薬分野で世界的に活躍できる人材育成に繋げることを目的としています。是非、積極的にご参加ください。
開催概要は、下記およびウェブサイトよりご確認ください。(http://yss.umin.jp/)
【本件に関するお問い合わせ】
ヤング・サイエンティスト・シンポジウム運営事務局
(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)
TEL:03-3291-0118 FAX:03-3291-0223
E-mail:yss@jc-inc.co.jp
主なプログラム
■特別プログラム 「Pfizer 3D(Drug Discovery & Development)」
ファイザー株式会社によるゲーム感覚でスクリーニングから上市までの研究開発プロセスを学ぶ体験型研修プログラム。 ※希望者のみ定員32名(アカデミアの方を優先してご案内させていただきます)
■第1部
【モデレーター】
山田 雅信
国立大学法人筑波大学 つくば臨床医学研究開発機構 研究開発マネジメント部長、医学医療系 教授
講演 「コイノボリ:ミトコンドリア病患者家族による創薬活動」
渕上 欣司 三井グローバルインベストメント ベンチャーパートナー
講演 「免疫難病の克服を目指した基礎研究から創薬開発研究へ」
渋谷 彰 筑波大学生存ダイナミクス研究センター教授
筑波大学革新的創薬開発研究センター、センター長
TNAX Biopharma 株式会社 CSO
講演 「J&Jにおけるヘルスケアエコシステム構築への取り組み」
楠 淳 Johnson and Johnson INNOVATION – Asia Pacific, Director, New Ventures Japan
他1講演(予定)
■第2部 プレゼンテーション/パネルディスカッション
プレゼンテーション「医療アントレプレナー育成プログラムResearch Studio:国内展開と国際連携」
荒川 義弘 国立大学法人筑波大学 つくば臨床医学研究開発機構 機構長、附属病院 病院長補佐、医学医療系 教授
パネルディスカッション
【モデレーター】
荒川 義弘
【パネリスト】
第1部演者より 渕上 欣司、渋谷 彰、楠 淳
桑原 宏哉 厚生労働省 医政局 研究開発振興課 治験推進室 室長補佐(経済課併任)
高橋 俊一 バイエル薬品株式会社 オープンイノベーションセンター センター長
【参加お申し込みについて】
※事前登録制・参加無料(先着150名)
ヤング・サイエンティスト・シンポジウム公式ウェブサイト(http://yss.umin.jp/)をご覧ください。