2020年12月17日
米国研究製薬工業協会
米国研究製薬工業協会(PhRMA)
在日執行委員会 新委員長にジェームス・フェリシアーノ (アッヴィ合同会社 社長)が就任
副委員長には、スティーブ・スギノ(アムジェン株式会社 代表取締役社長)と
シモーネ・トムセン(日本イーライリリー株式会社 代表取締役社長)が就任
米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、加盟企業の日本法人社長で構成する最高統治機関である在日執行委員会(JBEC: Japan-Based Executive Committee)の委員長に、アッヴィ合同会社 社長 ジェームス・フェリシアーノが2021年1月1日付で就任することを発表しました。
フェリシアーノは、2019年9 月より在日執行委員会副委員長を務めており、現委員長のクリス・フウリガン(ヤンセンファーマ・グループ アジア太平洋地域の8つの市場における統括責任者兼ヤンセンファーマ株式会社代表取締役社長)が2020年12月末で委員長職の任期満了を迎えるのに伴い、その後任として委員長に就任しました。
なお在日執行委員会副委員長には、スティーブ・スギノ(アムジェン株式会社 代表取締役社長)、シモーネ・トムセン(日本イーライリリー株式会社 代表取締役社長)が就任しました。
フェリシアーノは、15年以上にわたり日本の医薬品業界において、様々な要職を歴任し、2015年6月よりアッヴィ合同会社社長を務めています。ミシガン大学日本学科修士課程、コーネル大学経営学修士課程(MBA)を修了しており、日本には20年以上滞在しています。
フェリシアーノは在日執行委員会委員長就任に伴い、
「2020年は、世界中がCOVID-19のパンデミックとの格闘に明け暮れるという、これまでに経験したことのない1年となっています。まだまだ我々が取り組むべきことは多く、試練の日々が続くと思われますが、バイオ医薬品業界は、日本をはじめとする世界各国の政府、医療従事者、科学者たちと連携し、COVID-19と闘う彼らを支援するために一丸となって努力を続けています。私自身も、この重要な時期に新たな職責を担うことを誇りに思い、医療制度全般にわたるステークホルダーとの協力により、イノベーションを促進し、日本の医療制度の持続可能性を支援し、COVID-19の有効な予防・治療法をはじめとする、革新的治療法とワクチンへの患者さんの早期アクセスを保証するために有効な政策の立案・提言に取り組んでまいります」
とコメントしています。
副委員長に就任するスティーブ・スギノは、カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校卒業後、東京銀行、クレディ・スイス・ファースト・ボストンと金融業界での勤務経験を経て、バイオテクノロジー業界に転身。20年以上にわたりグローバル医薬品企業の要職を歴任した後、2017年4月に米アムジェン社ヴァイス・プレジデント兼アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社代表取締役社長に就任しました。2020年4月、アムジェン社がアステラス製薬保有のアステラス・アムジェン・バイオファーマの発行済み株式49%を買い取り、完全子会社化したことにより誕生した、アムジェン株式会社の代表取締役社長を継続して務めています。
また、同じく副委員長に就任するシモーネ・トムセンは、イーライリリー・アンド・カンパニーのドイツ法人に2002年に入社。日本法人のマーケティング担当シニアディレクター~最高マーケティング責任者(CMO)をはじめ、ドイツ・オーストリア・スイス地域を管轄するジャーマン・ハブ(the German Hub:ドイツ拠点)の副社長兼ゼネラル・マネジャー、インターナショナル事業部マーケティング担当副社長(米国本社)など、要職を歴任した後、2019年9月に日本イーライリリー株式会社 代表取締役社長に就任しました。
●米国研究製薬工業協会(PhRMA)
PhRMAは、米国で事業を行なっている主要な研究開発志向型製薬企業とバイオテクノロジ―企業を代表する団体です。加盟企業は新薬を発見・開発し、患者さんがより長く、より健全で活動的に暮らせるよう、努力しています。加盟企業の新薬研究開発に対する投資額は、2000年からの累計では1兆ドル以上に達し、2019年単独でも推定830億ドルになりました。
【本件に関するお問い合わせ】
米国研究製薬工業協会(PhRMA)広報事務局
(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)
E-mail:phrma_pr@jc-inc.co.jp