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【インフォメーション・セッション】PMDAの役割

【インフォメーション・セッション】PMDAの役割

新薬の開発から審査、市販後の追跡調査に至るまで、
PMDA(医薬品医療機器総合機構)の役割をわかりやすく解説
~ドラッグ・ラグへの対応、医薬品の安全性、患者救済等に関する活発な議論が展開される~

日時:2011年11月26日(土曜日)
場所:主婦会館プラザエフ

PhRMAは、日本の患者の方々への支援活動の一環として、去る2011年11月26日(土)に、「新薬の開発から審査、市販後に至る過程での”PMDA(医薬品医療機器総合機構)の役割~ドラッグ・ラグへの対応から安全、救済まで~”をテーマに、患者団体の代表者の方々等を対象にインフォメーション・セッションを開催しました。

今回は、これまでのインフォメーション・セッションにご参加頂いた患者会の方々からの声を反映し、最も関心が高かった「日本と諸外国のドラッグ・ラグの問題」にフォーカス。日本において、医薬品の開発・審査・承認に一貫して関わって来られたPMDA(医薬品医療機器総合機構)の美上憲一氏をお迎えして、ご講演頂きました。
参加した患者会の方々は、日頃から特に気になっているこの問題について、美上氏から分かり易いご講演を頂き、熱心に聴講されていました。また講演後には、それぞれの異なる疾患領域で課題となっている、医薬品の開発やその審査、ドラッグ・ラグ、また副作用救済制度(抗がん剤の適用除外)などの様々な質問にも的確に回答をいただき、盛んなディスカッションが行われました。

さらに今回の”インフォメーション・セッション”では、それぞれの患者団体の活動や取り組みなどを他の団体にも理解してもらい、情報共有がスムーズに図れるよう、各団体からの発表時間を設けました。

セッション終了後には、昨年来、参加者から好評を得ている、患者会同士の交流の場”ネットワーキング”の時間を設け、参加者の皆さんには、他の疾病団体と自由にコミュニケーション・情報交換を行ってもらいました。美上氏にも最後まで残っていただいたため、美上氏との意見交換も続きました。

今回は20団体22名の患者団体の方々が参加し、「PMDAを十分に知らなかったので、活動内容や取り組み、役割が良く分かった」、「薬の持つ特性とリスクを知る必要があると思った」「病気を問わず、希少、難病、慢性疾患などの患者会、当事者などの横の繋がりが大切だと感じる」「他疾病間との共通テーマについての意見交換会を行いたい」など、貴重な意見が多数挙がりました。


<セッション風景>

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<講師略歴>

美上憲一氏
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA) 企画調整部業務調整課長・広報課長
略歴:日本語