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PhRMA 代表からのメッセージ

PhRMA 代表からのメッセージ

米国研究製薬工業協会(PhRMA) 日本代表 ハンス・クレム
米国研究製薬工業協会(PhRMA)
日本代表 ハンス・クレム

米国研究製薬工業協会(PhRMA)日本オフィスのウェブサイトへようこそ。
PhRMAは、世界をリードする主要な研究開発志向型製薬企業とバイオテクノロジー企業を代表する団体です。私たちは患者さんがより長く、健康かつ生産的な生活を送ることができるように医薬品の研究と開発に専念しています。PhRMA日本オフィスは1987年1月の設立以来、患者さんの健康な未来のために、効果的な政策提言活動を展開しています。

今、私たちは、かつて経験したことのない世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染爆発(パンデミック)の真っ只中にいます。パンデミック発生以降、バイオ医薬品業界は昼夜を問わずこの対策に取り組み、素晴らしい成果を上げてきました。しかし、私たちの仕事はまだ終わっていません。ウイルスが進化し続け、新しい変異株が出現する中、バイオ医薬品業界はワクチンや治療薬の臨床研究を続けています。

私たちはCOVID-19と闘い続ける中で得た教訓を基に、今後の課題に備えなければなりません。これは、COVID-19ワクチンと治療薬の発見・開発につながったイノベーションのエコシステムを強化することから始まります。COVID-19のような未知の疾病に対抗する医薬品の開発に見られるようなイノベーションは、日本のような強力な先進国市場が、これを適切に評価し、インセンティブを与え、安定的で予見可能な投資回収を実現する政策があってこそ可能になるのです。

バイオ医薬品業界はCOVID-19のワクチンや治療薬に膨大な時間、資金、エネルギーを注いでいますが、他の疾患や症状の治療や研究開発(R&D)も継続しています。この10年間で、PhRMA加盟企業の新たな治療法の研究開発に対する年間投資額は2倍以上に増加し、2022年単独でも推定1,010億ドルに達しました。このような取り組みと投資により、PhRMA加盟企業は驚異的な進歩を遂げており、パイプラインはこれまで以上に有望なものとなっています。

私は2022年1月に新日本代表としてPhRMAに加わり、この重要な時期にバイオ医薬品業界を代表することを光栄に思っています。私たちは、日本の患者さんが命と健康的な生活を守るための革新的な医薬品に早期にアクセスできるよう、日本のすべてのステークホルダーと協力して、イノベーションを促進する医療政策を推進することを楽しみにしています。