日時:2021年2月18日(木)
PhRMAは2月18日(木)、ジェームス・フェリシアーノPhRMA在日執行委員会委員長(アッヴィ合同会社社長)による、2021年度の活動方針に関するオンライン記者会見を行いました。
フェリシアーノ委員長は、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックが続く状況下で、革新的ワクチンや治療薬開発を担う、PhRMAをはじめとする医薬品産業への期待が高まっていることを受け、「今こそイノベーションの優先順位を見直すべき」と強調。PhRMAの本年度の活動基本方針として、科学技術の活性化により、人々が一刻も早く日常を取り戻すことと、また、医療制度の包括的な改革の実現に向けて様々な提言を続けていくことを発表しました。
フェリシアーノ委員長の発表内容の要旨は以下の通りです。
新型コロナウイルス感染症のパンデミック発生以降、バイオ医薬品業界の研究者たちは、安全で有効なワクチンと治療薬の開発のため、日夜努力し、スピーディーに著しい進歩を実現しています。これは長期にわたる業界としての投資と協力によるものです。
今後、医療を進歩させるイノベーションを継続していくためには、引き続き研究開発への集中的投資が不可欠で、日本が投資先として魅力ある国であるためには効果的かつ強靭な医療制度を再構築する必要があります。つまり、今こそ日本の医療制度の包括的な改革が必要であるということです。
日本の患者さんへ革新的な医薬品を届け続けるために、2021年は日本政府の取り組みに対し、医療に関わる全てのステークホルダーが意見を述べる機会を創出し、イノベーションの優先順位を見直す時だと考えます。
PhRMA在日執行委員会委員長 ジェームス・フェリシアーノ | |
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PhRMA日本代表 エイミー・ジャクソン |