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【インフォーメーション・セッション】医薬品の開発に関わる行政の最新の状況

【インフォーメーション・セッション】医薬品の開発に関わる行政の最新の状況

「医薬品の開発に関わる行政の最新の状況」を領域の異なる患者団体の代表者が共有

日時:2011年8月20日(土曜日)
場所:都市センターホテル

PhRMAでは、去る2011年8月20日(土)、東京都内で、疾病領域の異なる患者団体の代表者の皆さんを対象に、 “医薬品の開発に関わる行政の最新の状況について”をテーマとする”インフォメーション・セッション”を開催。医薬品の「開発」や「行政の最新の状況」また「新薬の承認と治験」等に関する情報を提供しました。

PhRMAが開催する”インフォメーション・セッション”は、普段あまり接することのない、疾病領域が異なる患者団体の代表者の皆様にお集まり頂き、共通する課題をテーマに情報を共有して頂くとともに、それぞれの団体内に持ち帰って頂き、より多くの患者の皆様にも共有して頂くことを目的としています。
今回のセッションテーマについては、日頃、患者さん方から求められている情報の種類や本セッションで取り上げるべきテーマ、カテゴリー等について、患者団体のみなさんの声をベースに検討し、設定したものです。

当日は、厚生労働省の椎葉茂樹氏による「医薬品の開発に関わる行政の最新の状況について」の講演に続き、国立がん研究センター東病院の大津敦先生より「国際共同治験を取り巻く最近の話題」を解説。最後にPhRMAの近藤修二が「PhRMAから見た治験、承認に関する最近の状況について」についてご説明いただきました。臨床試験の治験体制、また現在の医療制度についても、具体的な事例なども交え、とても分かり易くご説明いただき、聴講した患者会の方々からも、新薬の有効性と安全性やドラッグ・ラグ、国内外の治験について等、様々な質問が出され、講師との活発なディスカッションが行われました。
Three Speakers.jpgまた講演の前後には、参加者が他の団体の方と自由にコミュニケーション・情報交換が行えるよう、患者団体同士の交流の場として”ネットワーキング”の時間を設けました。

今回は15団体19名の患者団体の方々が参加し、「最近の治験状況が分かり参考になった」、「ドラッグ・ラグについては、徐々に改善方向にあることが分かった」「米国の保険医療制度などについても情報が欲しい」など、貴重な意見が多数挙がりました。
また疾病領域の異なる患者団体メンバーが一堂に会する機会は貴重であることから、積極的に横の繋がりを求めるべく、情報交換や情報共有を行う様子も伺えました。

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<講師略歴>

椎葉茂樹氏
厚生労働省 労働基準局安全衛生部労働衛生課長
略歴:日本語

大津敦先生
国立がん研究センター東病院 臨床開発センター長
略歴:日本語

近藤修二氏
米国研究製薬工業協会 サイエンス・レギュラトリー代表
略歴:日本語