日時：2020年11月3日（火）～16日（月）
開催形式：WEB開催
PhRMAは、去る2020年11月3日から16日にかけて開催された「第20回CRCと臨床試験のあり方を考える会議 2020 in 長崎」において、EFPIA Japanとの共催で、セミナー及びポスターセッションを開催しました。今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために本会議はWEB上で開催され、セミナー及びポスターセッションは期間中オンデマンドで配信されました。
セミナーでは「グローバル試験から排除されないために～コスト意識が日本の治験を活性化する～」と題し、グローバル試験の参加国として日本が選ばれ続けるための喫緊の課題の1つである「コスト」に焦点を当て、医療機関へのCRCアンケートから得られた結果をもとに、治験の最前線にいる方々から意見を頂きました。また、グローバル試験における海外と日本での治験実施コストを比較したデータや、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた新たな治験の取り組みについてのアンケート結果の紹介も行いました。
ポスターセッションでは、「日本がグローバル試験から排除される日～施設選定編：医療機関ではなく依頼者にプロセスチェックしてみた～」と題し、昨年の本セミナー後に実施したアンケートで明らかになった「多くのCRCが治験依頼者の施設選定のプロセスの詳細を把握していない」という実態を踏まえ、医療機関・治験依頼者の相互理解をさらに深めるため、施設選定プロセスの詳細について紹介しました。
【PhRMA/EFPIA Japan 共催セミナー】
■座長
渡邉 祐介（米国研究製薬工業協会 臨床部会、ヤンセンファーマ株式会社）
吉野 友明（欧州製薬団体連合会 臨床部会、サノフィ株式会社）
■講演者
土屋 尭之（アストラゼネカ株式会社）
幅 由紀子（ノバルティスファーマ株式会社）
篠原 良一（MSD株式会社）
■コメンテーター
伊藤 美樹 （国立がん研究センター中央病院）
大友 昌子 （東北大学病院）
利根川 永香（株式会社EP綜合）
【ポスターセッション】
■演者
李 淳馨 （アッヴィ合同会社）
岡本 誠一（MSD株式会社）
吉野 友明（サノフィ株式会社）
岸 英弘 （アッヴィ合同会社）
堀内 亨芳（ファイザーR&D合同会社）
小倉 俊彦（MSD株式会社）
三浦 亮一（ノバルティスファーマ株式会社）
三浦 夏海（ブリストルマイヤーズスクイブ株式会社）