PhRMA

facebook

PhRMA デイビッド・A・リックス会長と「マンスフィールド-PhRMA 研究者プログラム」参加者による意見交換会を開催

PhRMA デイビッド・A・リックス会長と「マンスフィールド-PhRMA 研究者プログラム」参加者による意見交換会を開催

日時:2022年1月28日(金曜日)
場所:ザ・キャピトルホテル東急 2F「藤」

PhRMAは去る2022年1月28日に、日本の主要なステークホルダーと医薬品業界における日米間の協力についての対話を行うために来日したPhRMAのデイビッド・A・リックス会長(※当時:2月9日に退任)と、医薬品研究開発に携わる日本人若手研究者の人材育成支援を目的に2013年から実施されている「マンスフィールド-PhRMA研究者プログラム」参加者の方々との意見交換会を開催しました。

当日はプログラム参加者を代表して、第3期(2015年)に参加した桑原宏哉氏(東京医科歯科大学)、第7期(2019年)に参加した大熊ひとみ氏(国立がん研究センター中央病院)と古川孝広氏(がん研有明病院)より、「マンスフィールド-PhRMA研究者プログラム」で得られた経験について報告を頂き、本プログラムを通じて築かれた参加者同士の繋がりが現在進行中のプロジェクトに活かされており、帰国後も大きな財産になっていること等が紹介されました。本プログラムが参加者たちの研究者人生においても刺激的な経験となっていることが、今回の発表を通して改めて浮き彫りになりました。

後半は、リックス会長と参加者の意見交換が交わされました。当プログラムでの経験がその後のキャリア形成においてどのように役立っているか、また今後はその経験を活かしてどのような取り組みを行いたいか等について意見が交わされ、双方にとって大変有意義な会合となりました。

2013年初頭に発足した「マンスフィールド-PhRMA研究者プログラム」は、医薬に携わる日本の若手研究者を毎年米国に短期間派遣し、米国におけるトランスレーショナルリサーチや、保健医療政策、医薬品研究開発について学ぶ機会を提供しているもので、これまで7期までの参加者が米国研修を修了しました。参加者たちは、プログラム終了後も「日本におけるトランスレーショナルリサーチの促進」「日本の研究開発分野の改善」「新薬や新治療法開発支援」という共通の目的意識を有する様々な立場・背景を有する同窓生たちと長期的かつプロフェッショナルな関係性を構築し、日米間の貴重なネットワークや、研究機関・研究者間の将来の連携機会を生み出すなど、日本の研究開発政策の改善に向けて積極的に活動しております。

※本プログラムは2020年-2021年の間、新型コロナウイルス感染症の蔓延の影響により中断していましたが、2022年は再開を予定しています。
「マンスフィールド―PhRMA研究者プログラム」について
http://www.phrma-jp.org/pressroom/pressrelease/release2020/mansfieldprogram200225/






デイビッド・A・リックス会長と参加者の皆様